最終更新: 2013/6
upload.cgiは、ネットワーク越しにSDメモリカードの中身を変更するためのAPIです。
UPLOAD=1
を書きこむhttp://flashair/upload.cgi
を開くUPLOAD=1
を書きこむWRITEPROTECT
コマンドで、SDメモリカードホスト機器からの書き込みを禁止するUPDIR
コマンドで、アップロード先ディレクトリを設定するFTIME
コマンドで、ファイルの作成日時を設定する機能 | パラメータ例 | ファームウェアバージョン |
---|---|---|
ファイルのアップロード |
http://flashair/upload.cgi
|
1.00.00+ |
ファイルの削除 |
http://flashair/upload.cgi?DEL=/DCIM/100__TSB/DSC_100.JPG
|
1.00.00+ |
アップロード先ディレクトリの設定 |
http://flashair/upload.cgi?UPDIR=/DCIM/101__TSB
|
1.00.00+ |
システム時間の設定 |
http://flashair/upload.cgi?FTIME=0x00210000
|
1.00.00+ |
SDメモリカードホスト機器からの書き込み禁止 |
http://flashair/upload.cgi?WRITEPROTECT=ON
|
1.00.00+ |
multipart/form-data形式でデータをPOSTリクエストで送信すると、
UPDIR
で指定されたディレクトリにファイルをアップロードします。
なお、本URLに対してWebブラウザからGETリクエストを使用すると、アップロードを行うための画面が表示されます。
設定に成功すると
SUCCESS
、失敗すると
ERROR
を返します。
http://flashair/upload.cgi
指定したファイルをFlashAirから削除します。
重要 ディレクトリを指定した場合、ディレクトリ以下にファイルおよびディレクトリが存在してはいけません。 存在している場合にディレクトリを削除すると、ディレクトリ以下のファイルおよびディレクトリはファイルシステムから認識できなくなることがあります。
設定に成功すると
SUCCESS
、失敗すると
ERROR
を返します。
http://flashair/upload.cgi?DEL=/DCIM/100__TSB/DSC_100.JPG
アップロードされたファイルを保存するディレクトリを指定します。 デフォルトではルートディレクトリ(/)に設定されています。
ディレクトリが存在しな場合は作成されますが、親ディレクトリが存在しない場合は作成されません。
存在しないディレクトリを指定した場合は、その後のアップロード動作は失敗となります。
常に
SUCCESS
を返します。
アップロード操作が失敗してしまった場合でも
SUCCESS
が返されるため、このコマンドを使った後には、無事にファイルがアップロードされているかどうか確認することをお勧めします。
http://flashair/upload.cgi?UPDIR=/DCIM/101__TSB
アップロードされたファイルの作成時間を指定します。元のファイルのファイル時間情報は失われます。
パラメータは32ビットの16進数で、上位16ビットが日付、下位16ビットが時刻を表します。 情報の詳細はFAT32の規格を参照ください。
設定に成功すると
SUCCESS
、失敗すると
ERROR
を返します。
http://flashair/upload.cgi?FTIME=0x00210000
SDメモリカードホスト機器からの書き込みを禁止します。
書き込み禁止後は、SDメモリカードホスト機器からのライト動作にはエラーを返すため、SDメモリカードホスト機器はカードの異常として認識する場合があります。
書き込み禁止を解除するには、カードを再起動する必要があります。
設定に成功すると
SUCCESS
、失敗すると
ERROR
を返します。
http://flashair/upload.cgi?WRITEPROTECT=ON